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2019.12.12

ウイングトラベル

JTB、企業向け人財育成事業に新規参入

第三の創業」の新たな柱に、5年後に売上高20億円へ

 JTBは企業向けの人財育成事業に新規参入すると発表した。グループのJTBベネフィットを通じて新サービス「flappi(フラッピ)」を来年春から提供を開始する。新サービスは企業の従業員一人ひとりの多様な情報や行動データを収集し、AIなどで分析し、適切なフィードバックと分析を行うことで自律的な人材の育成を支援するというもの。JTBは現在「第三の創業」と位置づけ、従来の旅行業のビジネスモデルを基盤としながらも個人や法人、社会に向けてJTB独自のソリューションモデルを展開するビジネスモデルへの転換を図っており、人財育成事業を第三の創業における大きな柱の1つとして展開していく方針だ。新事業について同社は5年後に200社へのサービス導入と売上高20億円の実現を目指す。

 

 新事業のポイントは企業の従業員価値向上
 来春から新サービス「flappi」展開
 旅行業「顧客課題解決への目的から手段へ」
 新規事業推進も旅行業は放棄することなく強化

 
※写真=事業パートナーとともに、記念撮影を行う関係者。写真左からシグマクシスの倉重英樹会長、JTBの高橋広行社長、JTBベネフィットの中村一郎社長、グロービスの堀義人代表

※写真=新サービス「flappi」をJTBベネフィットを通じて展開する