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2019.11.20

ウイングトラベル

Airbnb、IOCとトップスポンサー契約締結

民泊施設の開拓やオリンピアンによる体験企画を実施

 エアビーアンドビー(Airbnb)は国際オリンピック委員会(IOC)と2028年までのトップパートナー契約を締結した。東京オリンピック・パラリンピックを含めた5つの大会においてIOC公式の宿泊施設として世界中で民泊施設の拡充に取り組むほか、オリンピック・パラリンピック出場経験選手(オリンピアン)による体験プログラムの提供など新たな取り組みもスタートする。日本では来年の東京オリンピック開催に向けて、ユニークな宿泊施設の開拓を進めていくとともに、イベント民泊への参加促進に向けた活動を推進していく方針だ。
 IOCは戦略的ロードマップ「オリンピック・アジェンダ2020」でオリンピック・ムーブメントが掲げる持続可能な開発を目標として掲げている。そうした中でAirbnbは宿泊事業の観点からこの目標達成を支援していく。具体的にはオリンピックの開催都市とステークホルダーが負担する宿泊費用の削減やオリンピック大会期間のみに需要がある新たな宿泊インフラの建設を減らし、地ものホストと社会に直接収入をもたらすなどの効果が得られるような宿泊事業に関する規定を設定した。

 

 東京五輪に向けてイベント民泊への参加を推進
 ホスト体験の場提供し、民泊施設数を上積みへ

 今回のIOCとのトップスポンサー契約を受けてAirbnbは東京オリンピック・パラリンピック大会に向けて民泊マーケットの拡大に向けた取り組みを一段と強化する。住宅宿泊事業法に基づいた民泊物件においてユニークな宿泊施設の開拓に向けた取り組みを推進していく。

 

※写真=記者会見で記念撮影に応じる関係者。写真左からAirbnb Japanの田邉泰之代表取締役、吉田沙保里さん、IOCのブレッド・ヘイゼル ヘッド・オブ・パートナーシップ・マネジメント