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成田空港へ自動手荷物預け機を本格導入
1タミ南から順次設置、手続待ち・混雑解消へ
成田国際空港で今年夏から順次、自動手荷物預け機の本格導入を開始する。自動チェックイン機と併せてセルフサービス型の「Smart Check-in」をスタートする。まずは、第1ターミナル南ウイングのDゾーンE側から導入していくこととして、2020年夏までに第3ターミナルCカウンターを最後に、全ターミナルで合計72台の導入を進める計画だ。
成田空港ではこれまで、1タミ北ウイングで、Smart Check-inの実証実験を行ってきたところ。この実験によって、旅客の手続待ち時間の短縮や、チェックインカウンター周辺の混雑緩和など、大きな導入効果が期待できるとして、来年開催する東京オリンピック・パラリンピック大会までに、各ターミナルで導入することを決定した。
最も早い導入となるのが1タミ南ウイングで、前述のとおり今年夏中にDゾーンE側へ導入し、秋までにDゾーンC側へ導入。合計20台の設置を予定する。1タミ北ウイングにはDカウンターC側へ合計8台を導入する予定。こちらも今年秋までに設置することとしている。2タミでは、28台の設置を計画する。今年秋までにOカウンターへ設置して、来年早春にはHカウンターへ設置するとして、続けて来春のうちにMカウンター、来夏までにEカウンターへ設置する予定だ。第3ターミナルでは、国際線のみならず国内戦にも併せて16台を設置予定だ。来年早秋にはDカウンターへ導入するとして、来夏にはCカウンターへ導入する計画となっている。
※画像=Smart Check-inゾーンの自動手荷物預け機と、新たな案内表示のイメージ図(提供:NAA)