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2026.01.26

WING

米・新国家防衛戦略公表、本土防衛と対中抑止

 インド太平洋軍事均衡重視、同盟国にGDP比5%の国防費

 米国防総省(戦争省)は1月23日(現地時間)、新たな国家防衛戦略2026(NDS)を発表した。このなかで米政府は、米本土防衛およびインド太平洋地域における中国の抑止、さらに同盟国の国防費増額などに焦点を当てた。とりわけ中国に関しては、その関係を強化しつつ、一方で軍事的な抑止力を維持することを目指すとし、軍事バランスの均衡を保つことに焦点を当てていく方針を盛り込んだ。
また、中国に対する抑止力強化やさまざまな脅威への対処能力を高めるべく、同盟国の防衛費負担については、GDP比5%を要求していくとした。

 米本土防衛、ゴールデンドームと無人機対処向上
 近隣諸国に協調姿勢も相反すれば軍事行動辞さず

 米国本土の防衛に関してNDSでは、「米国の国境と海上アクセスを守り、『ゴールデン・ドーム・フォー・アメリカ』と無人航空機脅威への対処能力などを重点化することで、米国の空を防衛する」とした。さらに、米国に対する戦略的脅威に対処できる強力かつ近代的な核抑止力を維持し、強力なサイバー防衛体制を構築・維持することに言及した。