ウイングトラベル
★観光庁2026年度予算案、総額1390.1億円
25年度から約2.4倍増、アウトバウンド関連25倍増
政府は12月26日午前、令和8年度(2026年度)予算を閣議決定した。このうち、観光庁関連予算は25年度予算比で約2.4倍増となる1390億1000万円を計上した。東日本大震災関連のいわゆる「復興枠」を除く予算額は1383億4500万円となった。このうち、1300億円は来年7月に出国者1人あたり1000円から3000円に引き上げられる国際観光旅客税の税収を充当する。2026年度は「インバウンドの受入れと住民生活の質の確保との両立」、「地方誘客の推進による需要分散」、「観光産業の活性化」の3つを柱に据えて必要な予算を計上した。このうち、アウトバウンド促進に関わる「双方向交流の拡大に向けた環境整備」には5億円の予算を計上。25年度の2000万円から25倍増と大幅に増額することとなった。
※画像=観光庁の2026年度予算案は税収増もあり、大幅な増額に
