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2025.11.27

WING

英政府、ヒースロー第3滑走路建設へ前進

 来夏に向け具体的計画の議論深掘り

 英国政府は、ロンドン・ヒースロー空港の第3滑走路の整備に向けて、同空港を運営するヒースロー・エアポート(HAL)の案を採用することを決定した。これにより、2035年の第3滑走路供用に向けて、長らく停滞していた事業が前進することになる。
 英運輸省によれば、空港拡張に関する計画決定の枠組みとなる空港国家政策声明(ANPS:Airports National Policy Statement)の見直しを方向付けるものであり、ANPSの修正は来夏に協議するとした。第3滑走路の長さ、配置、関連インフラへの影響といった具体的な詳細は、このANPSの見直し作業全体を通して引き続き検討を進める方針だ。