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2025.11.25

FAA、感謝祭シーズンは15年ぶりの混雑水準に

 米連邦航空局(FAA)は11月21日(現地時間)、今年の感謝祭(サンクス・ギビング)シーズンには、計36万便以上のフライトが運航され、約15年ぶりの混雑水準になるとの予想を明らかにした。とくに11月25日には5万2000便以上のフライトが運航され、ピークとなるとした。
 米国では政府のつなぎ予算が成立せず、史上最長の43日間もの間、政府機関が閉鎖。給料が支払われない状態が続いたことに嫌気が差した一部の管制官が休暇を取得した影響で、米国の空が混乱。運休・欠航が相次ぐ事態となった。ただ、去る11月12日につなぎ予算が成立し、政府機関の閉鎖も解除。休暇を取得していた管制官も続々と職場に復帰し、感謝祭シーズンの混乱はかろうじて避けられたかたちだ。

※画像=感謝祭シーズンを迎えた米国。今年は15年ぶりの混雑レベルに(提供:FAA)