記事検索はこちらで→
2025.11.19

ウイングトラベル

★中国の渡航自粛影響、今後の動向を注視

 村田観光庁長官「予断をもって述べることは差し控える」

 

 観光庁の村田茂樹長官は11月18日に行われた定例記者会見で、高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁を巡り、中国政府が日本への渡航自粛を呼びかけたことに対する観光への影響について「外交ルートを通じてさまざまなやり取りが行われている中で予断を持って述べることは差し控える」とした。そして観光庁としては、「引き続き状況を注視していくことに尽きる」と述べ、現地の観光関係者へのヒアリングなどをしながら状況把握に努めていくことを強調した。その一方で「中国は訪日旅行において大きな位置付けを占めているのは変わらない」とし、引き続き必要な観光プロモーションは継続していく考えを示した。

 

※写真=定例会見でメディア各社との取材に応じる観光庁の村田茂樹長官