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2025.11.18

WING

日・インドネシア2+2、軍事情報保護で当局間議論開始

 装備品・技術移転協力で議論の更なる深化も

 日本・インドネシア外務・防衛閣僚会合「2+2」の3回目の会合が11月17日、都内で開かれ、茂木敏充外務大臣と小泉進次郎防衛大臣は、スギオノ・インドネシア外務大臣及びシャフリィ・シャムスディン国防大臣と会談した。このなかで防衛装備品・技術移転協定に基づく防衛装備品・技術協力を含む当局間の議論の進展に触れ、さらなる議論の深化に言及したほか、二国間の連携を深めるため、運用における連携を深めるべく、軍事情報の保護のあり方について、防衛当局間で議論を開始することなどで一致した。
 同会合で茂木大臣は「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の実現に向けた取組の強化が一層重要になっており、共に民主国家であり、海洋国家である両国が、安全保障分野で連携する意義は大きい」ことに言及。互いに現下の安全保障環境の厳しさに対する認識を共有し、あらためて法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化するべく、二国間の安全保障・防衛協力や地域情勢・国際場裏における協力について議論し、協力関係を更に強化していくことなどを確認した。