ボーイング第3四半期、民間機納入増加で売上30％増

　赤字幅縮小も純損失53億ドル超、回復まで道のり遠く

　ボーイングが10月29日（現地時間）に発表した第3四半期決算（7-9月）によれば、期間中の売上高が前年同期比30％伸びた233億ドルとなった。民間航空機部門において、機体納入するが増加したことで、売上が伸びた。
　売上は堅調に伸ばしたが、一方で利益面では回復が遅れている。営業損益は47億8100万ドル（前年同期：営業損失57億6100万ドル）、純損失53億3900万ドル（同：純損失61億7400万ドル）を計上。前年同期に比べて赤字幅は縮小したとはいえ、まだまだ巨額の損失を垂れ流している状況だ。