ウイングトラベル
★2025年春闘、2年連続の5%超の賃上げ実現

サービス連合が総括、賃金改善の継続性評価
サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合)は7月16日に「第25回定期大会」を開催し、2025年春季生活闘争の合意状況について発表した。2025春闘は前年を上回る5.32%の賃金改善を実現。年間一時金についても前年の3.26カ月から3.36カ月に増加する結果となった。ツーリズム産業において海外旅行の回復遅れやBPO事業の縮小などが見られたこともあり、目標として掲げた6%には届かなかったものの、サービス連合は「労働環境改善に向けて各組合が粘り強く交渉を続けた結果、継続的な賃上げを実現できたことは評価することができる」と総括した。
12組合が定昇含めて6%以上の賃上げで合意
一時金、ホテル・レジャーは上昇もツーリズムは減少
※写真=記者会見で2025年の春闘について総括したサービス連合の櫻田あすか会長