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2018.12.05

ウイングトラベル

EUツーリズムイベント、テーマ観光を深掘り

18カ国が参加、新たな素材を積極的にPR

 EU加盟諸国の政府観光局や大使館の観光部門関係者が一堂に集まり、自国の観光素材に関する最新情報を提供する企画「EUツーリズムイベント」が12月4日に東京都港区の駐日欧州連合代表部(EU大使館)で開催された。今回は18カ国が参加し、プレゼンテーションやワークショップを実施した。欧州の日本人観光がここ数年で回復を見せる一方で、テーマ性を重視した旅行を好む傾向が強まっている。そうした状況を受けて、今回のイベントでは食や歴史、文化など日本市場に適した観光素材を積極的に訴求するケースが目立った。
 EUツーリズムイベントは、今年で3回目の開催となった。今回は昨年同様に旅行会社向け、メディア向けに分けてセミナーとワークショップを開催した。イベントの幹事は毎年持ち回りで行われており、今回はオランダ政府観光局が旗振り役を務めた。参加国はオランダを始め、ベルギー、チェコ、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、リトアニア、ルクセンブルク、スロバキア、スペイン、スウェーデン、英国の18カ国が集まった。
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※写真=ワークショップの模様、旅行会社・メディアとも活発な情報交換が行われた