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2021.03.22

ウイングトラベル

★ハワイ、今年7月にコロナ収束の見通し

 フォーラム開催、航空会社と現地対応も紹介

 ハワイ州観光局(HTJ)は、第1回目となる「ハワイ・ツーリズム・フォーラム」をオンラインで開催した。今回は「新型コロナウイルスとハワイ州」をテーマに、ハワイ大学疫病専門家の岡田悠偉人氏が基調講演に登壇、ハワイの感染状況や観光再開へ向けた今後の見通しについて語った。岡田氏は私見としながらも、「ハワイ州では、今年7月の収束が現実的になってきた。安心して新しいハワイを見に来て頂きたい」と述べ、観光再開への道筋を示した。
 フォーラムでは他にも、航空会社(ANA、日本航空、ハワイアン航空、ZIPAIR)によるパネルディスカッション、また現地サプライヤー(アウトリガー・ホテルズ&リゾーツ、クアロア・ランチ・ハワイ、SKY WAIKIKI、ロバーツハワイ社)によるフリーディスカッションを実施、各社の感染対策や最新情報を伝えた。
 冒頭、観光局の本局にあたるハワイ・ツーリズム・オーソリティー(HTA)より、マーケティング及びプロダクト開発担当バイスプレジデントのパティ・ハーマン氏が挨拶。「ここ(ハワイ)に住んでいる人、ハワイへ訪れる方々、すべての人に対して『マラマ(ハワイ語で「思いやりの心」)』の思いをもって取り組んでいきたい。国際マーケットは未だ困難な状況にあるが、国内マーケットは航空便が再開し、旅行需要は戻りつつある。安全対策は施されており、今後はさらに訪れる方々が増えていくだろう」と述べ、国際マーケット復活への期待を見せた。

 

 ワクチン接種率20%、新規感染者数が半減
 「日本からのデスティネーションで一番安全」
 日本帰国後の14日間隔離など課題に
 事前審査プログラムの指定医療機関拡充へ
 航空、現地サプライヤー各社
 コロナ対策と観光再開後の戦略を紹介

※「ハワイ・ツーリズム・フォーラム」の詳細および申し込み
https://www.allhawaii.jp/business/article/travel/197/

 

※写真=左からHTAハーマン氏、HTJヴァーレイ氏、ハワイ大学岡田氏

 

※写真=(上/イメージ)航空会社によるパネルディスカッションの様子(下)現地サプライヤーによるフリーディスカッションの様子