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2021.02.26

WING

豪州航空当局、737MAX運航再開を許可

 豪州航空当局(CASA)は2月26日、オーストラリアを発着する737MAXの運航停止措置を解除した。現在、豪州の航空会社は737MAXを保有していないものの、新型コロナウイルスパンデミック発生以前には、シルクエア(現:シンガポール航空)とフィジー航空の2社がオーストラリア線に同型機を投入していた。
 すでに米連邦航空局(FAA)、欧州航空安全庁(EASA)など、複数の国で737MAXの運航再開が認められており、豪州当局もこうした流れに追随したかたちだ。
 CASAのグレアム・クロフォード氏(代行CEO兼航空安全担当ディレクター)は「CASAは世界で最初に737MAXの運航を停止した民間航空規制当局の1つだった。事故原因が調査中にも、我々の空が安全であることを確認するために、入手した情報に基づいて早期に行動を起こした」とコメントし、逸早く同型機の運航停止措置を講じた当時を振り返った。
 その上で、・・・・・・・・。