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2020.12.25

WING

SIA、デジタル健康認証プロセスの実証実験

IATAのトラベルパスがベース、アプリで運用
 
 シンガポール航空(SIA)は国際航空運送協会の「トラベルパス」をベースとした新たなデジタル健康認証プロセスの実証実験を世界で始めて開始したと発表した。今回の取り組みは新型コロナウイルス検査の結果やワクチン接種情報を示すデジタル証明書を発行することで、既存の手段より早くそして安全に渡航者の健康状態を確認できるようにする。
 今回の実証実験は12月23日からシンガポール航空でジャカルタ、クアラルンプールからシンガポールに渡航する旅客を対象に開始したもの。航空便搭乗者はジャカルタ、クアラルンプール市内の指定された診療所で新型コロナウイルスの検査を受けると、デジタルもしくは紙のQRコードが記載された健康証明書が発行される。デジタル認証システムはシンガポール企業のAffinidi(アフィニディ)が開発した。
 空港のチェックインカウンター職員とシンガポールの入国管理局は・・・・。

※写真=IATAのトラベルパスをベースとした新たなデジタル健康認証証明書を発行(Affinidi提供)