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2020.12.16

WING

国交省3次補正、空港・港湾アクセス道重点整備へ

陸海空ネットワークの自然災害耐性強化なども

 国土交通省は12月15日に発表した第3次補正予算案のなかで、空港・港湾などの広域交通拠点のアクセス道路などの重点整備化など、サプライチェーン強靭化及び物流生産性向上に取り組むことを発表した。国費で524億5400万円(うち公共事業:522億5400万円、非公共事業:2億円)を計上した。
 さらに頻発する大規模な自然災害に対する陸海空ネットワークの災害耐性強化を図るとして、耐震化や高潮・高波対策などに公共・非公共事業費あわせて国費で717億1300万円を予算化した。
 ちなみに新型コロナウイルス感染拡大で航空業界は窮地に追い込まれているが、今回の補正予算には空港におけるコロナ対策で受入環境整備を支援する目的で国費で7億円を投入することなどを決めた。
 また、財政投融資で空港機能強化の推進を図る。コロナ対策の観点も踏まえ、国際的な人の往来再開や訪日外国人旅行者6000万人の実現に向けた取り組みを実施するべく、空港インフラ整備を実施するとして、財政投融資で2540億円を計上している。

 

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