★シンガポールと「ビジネストラック」開始へ

　9月18日より、短期出張者の往来が初めて再開

　外務省は来る9月18日より、シンガポールとの間で「ビジネストラック」を開始すると発表した。短期出張者用の「ビジネストラック」を開始するのは、シンガポールが初めて。新型コロナウイルスの感染拡大により国際的な往来は今春からストップし、7月末より長期滞在者用の「レジデンストラック」が一部の国・地域で再開されたが、14日間の自宅等待機など制約が多く、駐在員の交代などに限られている。今回、いよいよシンガポールとの間で「ビジネストラック」が開始されることで、業務渡航から順次、海外渡航が行えるようになる環境が整うことが期待される。
　「ビジネストラック」では、「活動計画書」の提出などさらなる条件のもとで、相手国または日本入国後の14日間の自宅等待機期間中も、行動範囲を限定した形でビジネス活動が可能となるもの。14日間の自宅等隔離期間中の行動制限が一部緩和されることで、短期出張者にも海外渡航の道が開かれることになる。
　なお、現在開始されている国際往来は以下の通り。
＜レジデンストラック＞
▼タイ＝7月29日〜
▼ベトナム＝7月29日〜
▼マレーシア＝9月8日〜
▼カンボジア＝9月8日〜
▼ラオス＝9月8日〜
▼ミャンマー＝9月8日〜
▼台湾＝9月8日〜
＜ビジネストラック＞
▼シンガポール＝9月18日〜（予定）