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2023.06.23

ハワイを旅する人へ、地球にやさしい旅をMālama Hawaiʻi①

旅行者の一人ひとりが旅先で責任を持って行動する「責任ある観光“レスポンシブル・ツーリズム”」が、世界中で求められている。ハワイ州観光局では、レスポンシブル・ツーリズムのハワイ版スローガン「Mālama Hawaiʻi “マラマハワイ”」を掲げ、ハワイが持つ伝統文化や美しい自然環境を守っていくため、さまざまな旅行者にわかりやすく、ハワイを思いやる心「マラマ(ハワイ語で「思いやる」という意味)」を伝えていく活動をしている。
これらをまとめたA5判冊子「Mālama Hawaiʻi BOOK」では、旅行者それぞれができるアクションや、ハワイの観光関連パートナーのマラマな取り組みなどについて紹介。ハワイ旅行者に対し、引き続き啓発活動をおこなっていく。

 

Mālama Hawaiʻi BOOK eブック版リンク

 

 


■海の生き物たちの楽園、美しい海を取り戻そう

美しい海やサンゴ礁が日焼け止めやゴミなどが原因で危機的な状況に。ハワイの海を守るため、海洋生物との推奨距離や海に入る前のルールを知る。

 

Protecting Marine Animals

~絶滅危惧種の宝庫とも称されるハワイ~

 

ハワイには絶滅危惧種とされる動植物が 503種類も確認されている(2015年米国調査)。ハワイ州では、海洋生物との推奨距離を定めることで、ウミガメやイルカ、クジラ、モンクシールを保護しており、違反した場合は、ハワイ州法や連邦法のもと、罰金が科せられる。例えば、ハワイの神聖な生き物「ホヌ」(ウミガメ)は、ハワイを生息地とし、ここを産卵地としている。ビーチで発見しても最低3mの距離を保って、やさしく見守りたい。

© Island of Hawaii Visitors Bureau (IHVB) Tyler Schmitt

 

Saving Coral Reef

~ハワイの海とサンゴの関係~

 

ハワイの美しい海をキレイに保つ大切な役割を果たしているサンゴ礁。しかし、環境汚染や温暖化の影響で年々減少し、白化が問題となっている。ハワイでは、サンゴ礁への有害成分を含む日焼け止めの流通が禁止に。海や海洋動物に有害な成分の入っていないミネラルの日焼け止めを使おう。

Ocean Safety

~ハワイのビーチを楽しむために~

 

穏やかに見える海も、「高波注意」(HIGH SURF)や「クラゲ発生中」(JELLY FISH)などの標識が提示されていることがある。また、必ずライフガードがいるビーチで泳ぐことも大切。天気予報で天気の変化もチェックし、ハワイの美しい海やプールを安全に楽しみたい。

 Beach Clean Activities

~ハワイでビーチクリーンに参加してみよう!~

 

魚や海洋生物などを傷つけないために―プラスチックゴミを回収する非営利団体主催のビーチクリーン活動は、旅行者の参加も歓迎している。

 

 


■環境に配慮した行動と共に、旅を楽しもう

ハワイでは、 使い捨てプラスチック製品削減のため、2020年から、有料・無料に関係なくレジ袋の配布が禁止に。
マイバックやマイボトル、カトラリーの持参やハワイメイドのエコグッズで、旅行中は環境に配慮した取り組み、脱プラスチックライフなど、楽しみながらエコ活を実施したい。

 

Preserving Nature Environment

~ Zero Waste(ゼロ・ウェイスト)を目指して~

 

海に流れ込んだプラスチックは、世界で年間約800トンともいわれ、絶滅危惧種を含む700種類もの生物を傷つけ命を奪っている。ハワイでもWaste=“無駄”や “ゴミ”を、Zero=“ゼロ”にしていこうという取り組みが広がっている。

 

For Eco Friendly

 

ハワイではエコフレンドリーな商品がたくさん販売されている。ハワイならではのおしゃれなデザインの製品を生活に取り入れて。

 

天然原料で作られるフードラップ

〜Bee’s Cotton Wrap〜

ビーワックス(蝋)を使用して作られた、身体にも環境にもやさしいラップ。

 

ハワイ限定デザインも

〜My Bottle〜

マイボトルを持ち歩くことは、年間約167本のペットボトル削減に貢献できる.

 

サステイナブル素材から生まれた包装紙

〜Wrappily〜

リサイクル可能な新聞を作る印刷機を使って作られた、見た目も可愛い包装紙。

 

Keep it Simple

 

Sustainability

海深914mから湧き出る海洋深層水を活用!

ハワイ島の海洋資源を学べる製塩所を巡るツアー

 

ハワイ島にある「コナソルト・ファーム」では、ハワイの地形文化や環境問題を学びつつ、天然塩の生成過程を見学・試食ができるファームツアーを開催。ショップの売上の1%は、NPO団体・パパハナウモクアケア海洋ゴミ事業計画へ寄付されている。

© IHVB/Kirk Lee Aeder

 

Made in Hawaiʻi

本物の“ハワイ産”を示す、メイド・イン・ハワイの認証プログラム

 

ハワイ州産業経済開発観光局やハワイ州農務局は、ハワイ産の食材や加工品をブランド化。ハワイで、ハワイの人々によって生産された本物の“ハワイ産”であることを認証するさまざまなプログラムを設けている。ローカルのスーパーなどに行った際には、ぜひ認証マークにも注目を。

 

LEED Certification

環境保全に力を入れている「LEED認証」を得た施設を利用する

 

LEED認証とは、米国グリーンビルディング協会が、省エネと環境に配慮した建築や敷地利用を評価する都市の環境性能評価システムのこと。ハワイでは、オアフ島コオリナの「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ コオリナ・ハワイ」や「ホクラニ・ワイキキ」などがLEED認証を受け、環境保全を考慮したハワイにやさしい宿泊施設に認定されている。

© Hawaii Tourism Authority (HTA) Tor Johnson

 

 

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