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2019.02.21

ウイングトラベル

18年日本人国内旅行消費額、2.8%減の20.5兆円

4年ぶりマイナスに、自然災害が大きく影響

 観光庁が発表した2018年の日本人国内旅行消費額は前年比2.8%減の20兆5160億円となった。また、日本人国内延べ旅行者数は13.0%減の5億6316万人となった。18年は豪雨、地震などの災害が相次いだことで宿泊、日帰り旅行ともに旅行数が減少した。これにあわせて、消費額も落ち込む格好となったとみられる。消費額の前年比マイナスは2014年以来4年ぶりとなった。
 旅行消費額の内訳を見ると、宿泊旅行の消費額は前年比1.5%減の15兆8326億円、日帰り旅行消費額は6.9%減の4兆6834億円とともに前年割れとなった。
 国内延べ旅行者数の内訳を見ると、宿泊旅行は9.7%減の2億9188万人、日帰り旅行が16.3%減の2億7128万人となった。