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JAL7月実績、国際線旅客が前年比6.0%増加

国内線は7.7%増
日本航空(JAL)が8月29日にまとめた7月の輸送実績は、国際線旅客数が前年同月比6.0%増の67万4303人で、利用率は84.5%だった。米大陸線や欧州線、東南アジア線が堅調に推移し、全体で前年を上回った。国内線はグループ合計の旅客数が7.7%増の320万301人で、利用率は83.0%となり、堅調な需要回復が続いた。
国際線旅客は、需要を示すRPKが9.8%増の38億685万4千人キロ、供給を示すASKが7.7%増の45億779万5千座席キロ。方面別ではハワイ・グアム線が前年同月比27.2%増と大幅に伸び、米大陸線や欧州線も2桁増加を記録した。一方、韓国線、オセアニア線、中国線は減少した。
国内線旅客は、RPKが7.5%増の24億680万4千人キロ、ASKが1.8%減の29億7533万5千座席キロ。主要路線別では羽田-福岡が27万7950人(15.5%増)、羽田-札幌が30万401人(9.8%増)と増加し、羽田-那覇は横ばいの23万7340人となった。
貨物郵便輸送は、国際線の貨物量が18.2%増の5万2522トン、郵便は1.9%減の1141トン。国内線の貨物量は6.4%増の3万799トン、郵便は5.1%増の2331トンだった。