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シコルスキー、UH-60と無人機統合向けた近代化改修

MBSE駆使、ブラックホークのデジタルスレッド開発
シコルスキーは、米陸軍との間で、UH-60ブラックホークの近代化改修に向けた契約を締結した。当初契約額は4300万ドル。機体の機能、エンジンおよび燃料システムの強化や無人航空機システム (UAS) の迅速な統合を可能にするデジタルバックボーン機能の組み込みに重点を置いて開発を進める。この改修により、より大きなペイロードを長距離運搬することを可能とし、飛行制御システムのアップグレードには自律機能とAI機能を付与。過酷な条件下での運用において、パイロット支援することでミッションの安全性と効果を向上する狙いだ。
シコルスキーの親会社であるロッキード・マーティンによれば、同社は長年にわたってブラックホークから無人機などを射出する能力の研究開発および実証に取り組んできたとのこと。2026年の実装するべく、米陸軍と協力していることを明かした。