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2025.08.25

WING

Synspective、TICAD9でSAR技術紹介

 アフリカの発展・安全に貢献へ
 
 小型SAR衛星の開発・運用を手がける宇宙ベンチャーのSynspective(シンスペクティブ、東京都江東区)は8月22日、第9回アフリカ開発会議(TICAD9)に出展し、同社のSAR衛星技術とアフリカ大陸への応用可能性を紹介したと発表した。ブースには石破首相やアンゴラのジョアン・ロウレンソ大統領(アフリカ連合議長国)らが訪問。インフラ整備、災害対策、資源管理など多分野での利用事例を提示した。
 また8月20日には、一般社団法人クロスユーが、複数のアフリカ諸国政府と宇宙産業分野でのパートナーシップ(MOU)を締結。これを受け、シンスペクティブは、同団体の新興国ワーキンググループの一員として、今後も政府・企業・アカデミアと連携し、アフリカの地域課題解決に向けたサービス提供を加速していくとした。
 
※写真=石破首相ら訪問の様子(提供:Synspective)