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ロシア潜水艦など3隻が対馬海峡を北上

防衛省・自衛隊は、ロシア海軍のキロ改級潜水艦、ステレグシチー級フリゲート(艦番号335)、バクラザン級救難えい船の合計3隻が対馬海峡を東シナ海から日本海へ通過したことを発表した。この3隻は今月14日から15日に対馬海峡を日本海から東シナ海へ通過したものと同じ。東シナ海で活動した後に引き返してきたものと見られる。
防衛省・自衛隊によるとロシア艦艇3隻は、20日21時ごろ、長崎県対馬南西沖約120キロの海域を北東方向へ進んでいたのを確認し、その後21日にかけて日本海へ向かった。このとき警戒監視・情報収集を行ったのは、海上自衛隊第3ミサイル艇隊(佐世保)のミサイル艇「しらたか」および第4航空群(厚木)のP-1哨戒機だった。
※写真・図=上からキロ改級潜水艦、ステレグシチー級フリゲート、バクラザン級救難えい船(提供:統合幕僚監部)