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ANA下期計画、国際線運航便数は前年比6%増

国内線は1%減、競争環境勘案して増・減便
ANAホールディングスは8月19日、グループ傘下の航空会社3ブランド(全日本空輸:ANA、ピーチ・アビエーション、AirJapan)の今年度下期(10月26日~2026年3月28日)の航空輸送事業計画の一部を変更することを発表した。このなかでANA国際線の運航便数は、前年同期比6%拡大する。ANA国内線の運航便数は前年同期比1%減に。国内線事業は、少子高齢化・人口減少、他航空会社や新幹線との競争環境が激しさを増す一方、賃上げや機材・整備費の上昇など、厳しい事業環境にある。ANAとしては収益性改善に向けて、需要動向や他社・他交通機関との競争などを総合的に判断し、増便・減便を進めていく方針だ。
国際線、成田・羽田-香港線を増便
成田-ムンバイ、パース、ブリュッセルも
ANAの国際線事業では、冬ダイヤがスタートする10月26日から成田-香港線を週3往復便増便し、週7往復便体制で運航する。羽田-香港線については12月1日から3月28日までの間、週7往復便増便して週14往復体制を構築する。