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2025.08.19

WING

ANAお盆、国際線旅客は13.2%増の26万人超

 ハワイ線は過去最多、国内も7.4%増の159万人と好調

 

 全日本空輸(ANA)が8月18日に発表したお盆期間中(8月8日~17日)の旅客輸送実績によれば、国際線旅客数は前年同期比13.2%増加した26万4129人だった。グループ傘下のピーチ・アビエーションとAirJapanの国際線旅客数をあわせると、12.8%増加した36万1586人だった。一方、国内線旅客数は7.4%増加した159万1033人に。ピーチ・アビエーションの国内線旅客数をあわせると、6%増加した179万6046人だった。
 期間中の国際線の提供座席数は11.3%増加した29万9514席、利用率は1.5ポイント上昇した88.2%を記録した。ANAによれば、方面別ではハワイ路線が過去最多の約2万3000名の旅客数を記録し、搭乗率も91.4%で好調だったとのこと。昨今、世界的な物価高、経済の先行き不透明感がア漂うなか、ハワイ線は苦戦を余儀なくされてきたが、今夏の繁忙期はセールおよびプロモーション効果もあってか、需要を伸ばした。その他、欧州方面、シンガポールおよびバンコクなどのアジア線が好調に推移した。
 国内線の提供座席数は前年同期比4.6%増加した175万6888席だった。搭乗率は2.4ポイント上昇し、90.6%を確保することに成功した。

 

※画像=ANAのお盆期間は国内線・国際線ともに好調。国際線は13%以上、国内線も7%以上、前年を上回った

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