ウイングトラベル
★パラドールと世界遺産都市の魅力紹介

スペイン大使館観光部、持続可能な観光戦略を訴求
スペイン大使館観光部は、国営宿泊施設「パラドール」の関係者来日に合わせ、旅行業界関係者を対象とした「国営宿泊施設パラドールとスペイン世界遺産都市のプレゼンテーション」を開催した。
プレゼンテーションの冒頭では、スペイン観光参事官ハイメ・アレハンドレ氏が登壇し、日本市場の概況およびスペイン観光の動向について説明した。
同氏は日本市場について、為替や経済情勢など懸念点はあるものの、1日あたりの平均消費額が439ユーロで世界第2位となっている点や、直行便の再開、可処分所得とGDPの増加などを挙げ、継続的な成長に期待を示した。
2024年のスペイン訪問観光客数は約9400万人に達し、2025年には1億人を突破しフランスを上回るとの予測もある中、日本からの渡航者数はコロナ前の60%水準となる約40万人まで回復。2025年にはパンデミック前100%の水準(約65万人)まで回復する見通しであることを明らかにした
また、日本市場では経済的に余裕のある50歳以上の層や、20代女性のスペインへの関心が高く、カタルーニャ州(バルセロナ)をはじめ、近年ではバレアレス諸島の人気も高まっていると分析した。
※写真=冒頭であいさつするハイメ・アレハンドレスペイン観光参事官