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2025.07.18

WING

欧州コンソーシアム、極超音速機実験機「INVICTUS」開発

 宇宙機、2地点輸送、防衛など多彩なミッション対応

 欧州宇宙機関(ESA)と英国に拠点を置くフレイザー・ナッシュが、水平離陸する再使用型の実験用極超音速機研究プログラム「INVICTUS」を立ち上げた。
 同機は、大気圏内での極超音速飛行に必要な主要技術を実証する実験機。2031年の初飛行を目指す。機体は拡張性を有し、飛行試験キャンペーン中に部材やソフトウェア、推進システムを交換できるようにする。ESAとしては将来のスペースプレーン開発に向けて、INVICTUSプログラムで培う知見を活用する方針だ。