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大西宇宙飛行士、「次世代に人材残せるよう船長の責務全う」

滞在折り返し地点、ISSから会見
国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士・大西卓哉氏が6月20日(日本時間)、ISSから現状や今後の活動について説明する記者会見を開いた。大西氏は4月から日本人で3人目の船長として活動しており、任期は残り約3か月。10年ぶり、2回目の滞在となる今回は「体の適応がかなり良かった。長い間自転車に乗らなくても、乗る感覚は体に刻まれているのと同じような感じだ」とのこと。仕事については「5月頭から船外活動が実施されかなり繁忙だったが、現在は落ち着いた」という。後半戦については「クルーも増えるため、仲間たちの任務が安全に遂行されるよう、最後まで船長の責務を全うする」とし、冒頭のあいさつを締めくくった。その後、記者団からの質問に答えた。