ウイングトラベル
★フィジー政観、「ロロマ・アワー」の成果発表

1カ月間で613時間活動、旅行者により約50kgのごみ回収
フィジー政府観光局は旅行者に対して滞在中の1時間を自然や文化、地域社会への貢献活動を行うことを提案する「ロロマアワー」の1カ月間における取り組み結果をまとめた。それによると、613時間がロロマアワーとして充てられ、旅行者により、610本のサンゴと106本のマングローブが移植された。さらに49.97kgのごみが回収された。
ロロマはフィジー語で「愛」や「思いやり」を意味し、フィジーの人々が日常生活の中で大切にしている価値観だ。
ロロマ・アワーはこの精神に基づき、旅行者がフィジー滞在中に「野生動物の保護」「地域社会への還元」「サンゴ礁の保護」「海岸線の保護」という4つの柱に沿って、自然や文化、地域社会に貢献する1時間を過ごすことを提案するプログラムとなっている。
※写真=フィジーの「ロロマ・アワー」、開始から1カ月で613時間の取り組みが行われた(フィジー政府観光局提供)