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2025.06.16

ウイングトラベル

★観光庁、富士急トラベルに行政処分へ

 聴聞実施、貸切バスの下限割れ運賃の疑い

 観光庁は、富士急トラベルに行政処分を科すのにあたり、6月20日に聴聞を実施すると発表した。同社は下限割れ運賃による貸切バスの手配を行った疑いがある。観光庁はこれが旅行業法第13条第3項第2号違反にあたるとして、同社の富士吉田営業所に対し9日間の業務停止を科す予定だ。
 富士急トラベル(観光庁長官登録第101号)は2024年4月7日から8日に実施した貸切バスを利用した旅行において、貸切バス事業者が届け出ている運賃・料金の下限を下回る運賃でバスを手配し、道路運送法第9条の2第1項に違反するサービスの提供を受けることをあっせんした。