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2隻の中国空母が日本付近太平洋で活発な行動
「遼寧」が南鳥島付近航行、艦載機の発着確認
中国の空母2隻が日本付近の太平洋上で連日活発に活動している。防衛省・自衛隊は、6月7日に中国海軍クズネツォフ級空母「遼寧」(艦番号16)を含む計4隻が東京都南鳥島付近を航行し、翌8日には艦載戦闘機およびヘリが発着艦したのを確認した。また7日には沖縄県宮古島付近で、クズネツォフ級空母「山東」(艦番号17)を含む計5隻が航行し、9日に艦載機の発着艦を確認した。中国空母の行動は最近になってよく目立つようになり、海上自衛隊ならびに航空自衛隊では、中国空母の活動を注視して警戒を強化する。
※写真・図1=中国空母「遼寧」による一連の行動図(提供:統合幕僚監部)