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2025.06.05

ウイングトラベル

★アラスカ航空、シアトル-ローマ線を来年5月開設

 アラスカ航空は6月3日(現地時間)、来年5月にシアトル-ローマ線に新規就航することを発表した。今秋から航空券の販売をスタートする。シアトルとローマが直行便で結ばれるのは、これが初めて。

 ローマは、現在シアトル発着の直行便が就航していないヨーロッパの都市の中で、最も人気のある都市とのことだ。同航空によれば、今秋、米連邦航空局(FAA)から単独運航許可を取得する見込みで、アラスカ航空が運航する787-9ドリームライナーを投入する。  

※画像=アラスカ航空が5月にシアトル-ローマ線の開設を表明(提供:アラスカ航空)

 アラスカ航空のベン・ミニクッチ最高経営責任者(CEO)は「シアトル発着のローマ直行便は夢の実現だ。両親がイタリアから移住したイタリア系アメリカ人として、この路線を当社のネットワークに追加は大変意義深いもの」とコメント。 「シアトル発着の新たなグローバルゲートウェイを発表して以来、ローマはお客様のご要望のトップにあった。長年にわたり、お客様からイタリアへの便利なアクセス方法をご要望いただいており、米北西部をはじめとする多くのお客様にご利用いただけることを大変嬉しく思う。さあ、出発だ!」と、シアトル-ローマ線の開設を表明した。

 アラスカ航空では、ハワイアン航空との合併後、10億ドルの増益を目指す3カ年戦略計画「アラスカ・アクセラレート」を推進中だ。この一環として、シアトルを米西海岸の新たなグローバルゲートウェイへと変貌させようとしている。ローマ線の開設は、今年5月12日に就航した成田線、9月12日に就航する仁川線に続き、同航空のグローバルゲートウェイであるシアトルから運航する3番目の広胴機機国際路線となる予定だ。