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2025.06.05

WING

Soracle、アーチャー製「ミッドナイト」を万博で展示

 日本航空(JAL)と住友商事が設立し、空飛ぶクルマの社会実装を目指すSoracleは6月4日、開催中の大阪・関西万博において、米のeVTOLメーカーであるアーチャー・アビエーションが開発中の「Midnight」(ミッドナイト)の実機サイズのモックアップを、来る7月5日~15日に展示することを発表した。
 万博会場にオリックスが整備した「EXPO Vertiport」の格納庫に機体を展示し、「Future Sky Experience」(フューチャー・スカイ・エクスペリエンスを開催することを明かした。同イベントでは、「ミッドナイト」の客席に座って、その魅力と未来の乗り心地を体感することができることのほか、関西地域での空飛ぶクルマ運航イメージを紹介する。
 Soracleでは、日本初の「空飛ぶクルマ」商用運航を目指し、2026年には大阪・関西エリアで「ミッドナイト」の実証運航を計画中だ。ちなみにSoracleは「ミッドナイト」を最大100機予約注文した。
 なお、展示会場への入場には当日登録が必要となる。詳しくは、大阪・関西万博 予約・抽選ガイドを確認のこと。
https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/reservation

■「ミッドナイト」実機サイズ・モデル機体
・定員5名
・全長=約10メートル
・全幅(翼長)=約15メートル
・全高=約4メートル
 ※好天時には、機体を屋外に設置予定

※画像=アーチャーが開発中の「ミッドナイト」のモックアップが7月に期間限定で万博会場に登場。写真は飛行試験機(提供:アーチャー)