日米拡大抑止協議、第二次トランプ政権後初開催

　日米両政府は現地時間の6月5・6日、米国で日米拡大抑止協議（EDD）を行う。第二次トランプ政権発足後初めてのEDDとして、日米安全保障や防衛協力について、両担当者が議論する。
　EDDは、地域の安全保障環境、日米同盟の防衛態勢、核とミサイル防衛政策、軍備管理およびリスク低減を含む戦略的抑止について議論する。同盟の戦略および能力に関する相互理解を向上させることが目的だ。
　抑止力を強化するための方策について、より深い意見交換を行う場となっている。EDDは、日米両国間の公式な対話メカニズムの一つとして2010年に設立。以降、定期的に開催して、日米同盟の強化に寄与している。