記事検索はこちらで→
2025.06.03

ウイングトラベル

★中東全体のイメージ転換意識しながらプロモ推進

 サウジ政観、多彩な観光資源と国際人材育成軸にPR

 

 サウジアラビア政府観光局の小早川薫日本局長が東京・六本木で行われたイベント「サウジ・ヴィレッジ」の会場で本紙との取材に応じ、「サウジアラビアだけでなく、中東地域全体のイメージ転換を意識しながらプロモーションを展開していく」考えを示した。日本市場においてサウジアラビアを始めとした中東地域については渡航が難しいなどといったイメージが先行し、観光デスティネーションとして認識されにくい状況となっているのが実情だ。そうした中でサウジアラビアはスポーツの国際大会が数多く開催されていることや、観光だけでなくテクノロジー関連でも巨額の投資が行われており、グローバル人材育成に対する環境も整っている。今後はこのような部分も訴求していき、レジャー関連だけでなく、教育旅行などの受入にも一層注力していきたい考えだ。

 

※写真=日本で積極的な観光誘致を展開するサウジアラビア政府観光局の関係者。右から4番目が小早川薫日本支局長