AGP、JALからの株式併合・非公開化の提案に反対表明

　杉田社長「少数株主の権利保護図る」
 
　空港の電力供給事業などを手掛けるAGP（エージーピー）は5月26日、国土交通省内で記者会見を開き、筆頭株主である日本航空（JAL）が提案するAGPの株式併合による非公開化に反対すると表明した。目的の合理性や、手続き・提案価格の妥当性に欠くことが理由とした。AGPの杉田武久社長は「少数株主の権利保護のため、今後も断固たる姿勢で対応する」と述べた。