★Booking.com、サステナブル＆旅行の調査結果発表

　サステナブルを重視が9割、地元経済効果に期待が7割

　ブッキング・ドットコム（Booking.com）は、世界34の国と地域の3万2000人以上の旅行者を対象に「サステナブル＆トラベル」に関する調査を実施した。それによると、9割以上がサステナブルな旅行を望んでおり、約7割が地域コミュニティへの経済貢献を重視する傾向にあることがわかった。
　今年で10年目を迎えた同調査は、「コミュニティ」を中心に捉え、回答者自身の旅行スタイルだけでなく、居住する地域に訪れるインバウンド観光客に対する感想についても調査を行った。
　調査結果によると、世界の旅行者の84%が「よりサステナブルに旅行することが重要だ」と回答した。同社は2016年にも同様の調査を行っているがその時の数値は42%となっており、約10年で大きく意識が高まったことが見て取れる。
　日本についても2016年が25%だったのに対し、今回の調査では69%まで上昇するなど、世界と同様の動きが見られているとした。

※画像＝Booking.comが持続可能な観光に関する意識調査を実施