★ANAHD、ジョビーeVTOLが9月下旬から万博で周遊飛行

　1日3回、海上を周遊フライト計画

　ANAホールディングスは現在開催中の大阪・関西万博において、米国のeVTOLメーカーであるジョビー・アビエーションの機体が、9月下旬から10月13日まで周遊フライトする計画にあることを明らかにした。
　ジョビー・アビエーションが開発を進めている機体は最大航続距離が約100マイル（160km）以上、最高速度200mph（時速約320km）、5名乗り仕様だ。
　芝田社長によれば、期間中、「試験飛行が5回くらいあって、約14日間の間、1日3回飛ぶ。この時、上昇・降下するだけではなく、海上を周遊するため、規模感が異なる飛行になるだろうと思う」と話した。
　大阪・関西万博の目玉の一つである空飛ぶクルマは、万博という世界的なイベントを通じて、多くの人々に未来へのインスピレーションを与えるツールとなっている。万博終了後、各社の型式証明取得やインフラ整備が進めば、全国各地に社会実装されていく。

※写真＝9月下旬から万博でジョビー・アビエーションのeVTOLが周遊フライト。写真はニューヨーク市を飛ぶジョビー・アビエーションのeVTOL（提供：ジョビー）