訪日購買意欲指数、25年Q1は前四半期並みで推移

　24年第2四半期から徐々に低下傾向も

　三菱UFJリサーチ&コンサルティングとインジェスターは5月13日、全国の小売店を訪れる訪日外国人観光客の購買意欲を指数化した「インバウンド購買意欲指数」の2025年第1四半期の結果を公表した。それによれば、現状水準DI（参考値）は、前四半期差で-1ポイントの68と、ほぼ横ばいで推移。現状判断DI（参考値）は、前四半期差で±0ポイントの66、そして先行き判断DI（参考値）は、前四半期差で-2ポイントの70だったことを明らかにした。（※参考値：平均回答者数が50を下回る期間に対応した算出値）ただ、四半期ごとの平均値を紐解けば、やや冷え込む傾向にある実態も浮き彫りとなった。

※写真＝旺盛な訪日需要がみられ各地で賑わいがみられるが購買意欲停滞・減速傾向にある（提供：三菱UFJリサーチ&コンサルティング）