米空軍、2機種のCCAの地上試験開始

　年内初飛行、ビール空軍基地にCCA準備部隊誕生

　米空軍は5月1日（アーリントン現地時間）、無人戦闘機（CCA：Collaborative Combat Aircraft）プログラムの地上試験を開始したことを明らかにした。今年後半には飛行試験を開始する計画だ。
　地上試験フェーズでは、ゼネラル・アトミクスが開発した「YFQ-42A」とアンドゥリルが開発した「YFQ-44A」試験機を投入し、推進システム、アビオニクス、自律統合システム、地上制御インターフェースの検証などに焦点を当てた解析・評価が行われる。これらの評価試験は、性能を検証し、将来の設計決定にデータを提供する。

※写真＝カリフォルニア州コスタメサの試験室内のYFQ-44A試験機。アンドゥリが開発した（提供：米空軍）