日本空港ビル、純利益予想を4割上方修正

　訪日外国人増加など寄与

　日本空港ビルデングはこのほど、2025年3月期連結業績予想を上方修正し、親会社株主に帰属する当期純利益が前回発表予想を42.5％上回る、275億円になる見通しを発表した。好調な訪日外国人旅客数に加え、日本人のアウトバウンドや国内線旅客数の着実な回復により航空需要が増加。商品売上高や施設利用料収入が予想を上回ったことや、修繕費などの費用が予想を下回ったことなども寄与した。
　売上高は、前回発表予想から1％増の2699億円になる見通し。営業利益は同11.3％増の385億円へと変更した。