防衛省24日の部隊改編、市ヶ谷に統合作戦司令部

　いかなる事態も守り抜ける組織、抜本的強化へ

　政府は3月11日の閣議で、統合作戦司令部をはじめ、自衛隊海上輸送群、海上自衛隊大湊地区隊の新編を含む2024（令和6）年度部隊改編を今月24日に行うことを決めた。中谷元防衛大臣は閣議後会見で、このたびの部隊改編は「統合運用実効性の向上、また島嶼部への機動展開能力の向上、海上自衛隊の警備実施体制の強化などに資するもの」だと説明した。どれも日本の防衛上、重要だとして「いかなる事態においても国民の命や暮らしを守り抜くことができるようにする」と組織の強化に取り組み、引き続き防衛力の抜本的強化を推進していくとした。