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2019.01.25

WING

米海軍太平洋艦隊司令官、防衛省を表敬訪問

日米同盟強化に向け、意見交換を行う
 
 岩屋防衛大臣は1月24日、米海軍太平洋艦隊司令官 ジョン・C・アクイリノ海軍大将の表敬訪問を受け、日米同盟の強化等にむけて意見交換を行った。
 岩屋大臣はアクイリノ提督の来省を歓迎するとともに「日米の共通のビジョンである『自由で開かれたインド・太平洋』の維持・強化に向けて、非常に重要な役割を担っている提督と意見交換ができることをとてもうれしく思う」と挨拶し、「日本は昨年12月に新たな大綱・中期防を策定し、日米同盟の抑止力、対処力の一層の強化を図りたいと決意している。その際、海上自衛隊と米海軍、太平洋軍の幅広い協力はその要になると考えている」と日米同盟強化の意思を強く示し、日米同盟のあり方について意見交換を行いたいと述べた。これに対しアクイリノ提督は大臣に対し来省の歓迎と日本に駐留している米海軍・海兵隊の将兵への支援に対する感謝を述べて、「『すべてが開かれたアジア』に向けて日本の大綱が策定されたということで、日米で足並みのそろった政策をしていると思う」と日本の防衛大綱と中期防を評価した。

 

 ※写真=日米同盟強化に向け、意見交換を行った