スペースジェット10号機、あいち航空ミュージアムに展示

　26年度下期公開、YS-11とともに並ぶ

　愛知県は2月5日、三菱航空機が開発に挑んでいた国産旅客機「スペースジェット」（MRJ-200）の飛行試験機10号機を、県営名古屋空港に隣接した「あいち航空ミュージアム」で展示することを発表した。「あいち航空ミュージアム」の開館10年目となる2026年度下期の公開を目指す。
　「スペースジェット」10号機は、2020年1月に完成し、同年3月18日に県営名古屋空港で初飛行を達成。国土交通省航空局の型式証明を取得する形態として飛行試験に供した機体だ。結果として「スペースジェット」事業は開発中止となったが、同機は計48時間を飛行した。