成田空港、SKYTRAX空港スタッフ部門で世界1位に

　19年ぶり2度目の獲得、飽くなきサービス改善評価に

　成田空港は、英国SKYTRAX社による国際空港評価「World Airport Awards 2024」で、空港スタッフサービス部門の「World‘s Best Airport Staff」と、併せてアジア域内での評価となる「World’s Best Airport Staff in Asia」の2部門で第1位を獲得した。
　SKYTRAXの評価において、成田空港が空港スタッフ部門で世界第一位を獲得したのは2019年以来これで2度目となった。昨年12月には5スターにも認定されており、成田国際空港会社（NAA）ではスタッフのプロフェッショナルな対応と、サービス向上の取組みが旅客に高く評価され、受賞に至ったとしている。
　SKYTRAXでは世界中の空港を対象に、航空旅客による満足度調査のアンケートに基づいて優れた取組みを行う空港を選出している。今回、成田空港が獲得したスタッフのサービス部門の評価では、旅客と接する全スタッフのサービスとして、業務に向き合う姿勢や、親しみやすさ、効率性などを総合的に評価している。
　ちなみに総合評価部門で成田の評価は第5位。第1位はドーハ・ハマド空港が獲得し、次いで2位がシンガポール・チャンギ空港、3位がソウル・仁川空港で、4位には羽田空港となった。さらに世界で最も清潔な空港に羽田空港が選ばれたほか、世界で最も改善された空港に新千歳空港、地方空港の第1位にセントレアが選ばれた。

※写真＝去る17日にフランクフルトで行われた表彰式で、NAAの田村社長がSKYTRAXのエドワード・プレイステッドCEOから盾を受け取った（提供:NAA）