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2024.04.04

WING

防衛省、イージス搭載艦SPY-7試験成功を評価

 ウエポンと連接したFirst Track試験実施

 防衛省は4月2日、自衛隊が配備を計画するイージス・システム搭載艦のSPY-7レーダーについて、米国ミサイル防衛庁(MDA)とロッキード・マーティン社による「First Track試験」成功の報告を受け、着実に事業が進捗していることを評価した。
 この度行われた試験は、初めて宇宙空間の物体を探知・追尾するといった内容。試験は現地時間3月28日に米国ニュージャージー州地上施設で行われ、SPY-7レーダーとイージス・ウエポン・システムを連接した上で、宇宙空間の物体を探知・追尾する試験を行った。
 その結果、システムのハードウェアおよびソフトウェアが宇宙空間の物体を正確に探知・追尾し、そこで得た情報を正常に伝送できたことを確認したとしている。

※図=イージス・システム搭載艦の予想図(提供:防衛省)