スカンジナビア航空親会社、スウェーデンで会社更生法適用申請

　米チャプター11の条件、運航への影響は無し

　スカンジナビア航空（SAS）は3月27日（現地時間）、上場親会社のSAS ABが、スウェーデンにおいて会社更生法の適用を申請したことを発表した。手続きの開始はストックホルム地方裁判所による承認が条件となる。
　同航空によれば、会社更生法の適用申請はグループ上場親会社であるSAS ABに関するものであり、子会社や航空会社に関するものではないとした。そのため、スカンジナビア航空の運航および運航スケジュールは影響を受けることはなく、スカンジナビア航空は同手続き期間中も、通常通り運航するとした。

※写真＝スカンジナビア航空の上場親会社がスウェーデンで会社更生法の適用を申請