JALと丸紅、農産品流通の「DO MARCHE」開設へ

　誠和と3社で生産者と購入者のマッチング実現

　日本航空（JAL）は2月22日、丸紅とともに取り組む産直ビジネスに新たな協業パートナー
として誠和（栃木県下野市、大出浩睦代表）を迎え、基本合意書締結を発表した。この3社では、今年4月を目途に誠和の法人事業者向け農産品流通プラットフォーム「ブルーマーケット」を改修して、全国の生産者と飲食店など法人事業者を繋ぐマッチングプラットフォーム「DO MARCHE」を開設する。
　このプラットフォームでは、生産者による商品販売に加えて、購入者側の多様な食材ニーズを生産者に直接リクエストできる機能を持たせて、双方向のマッチングを実現させる。加えてJALの空輸ネットワークを活用することで、従来では高鮮度の状態で提供することが困難だった地域の産直品を採ったその日に配送するサービスを併せて展開する。また、誠和が展開する環境配慮型の農業生産サポートを通じて生産品を展開し、環境負荷を低減させたサステナブルな生産を推進する。

※図＝生産者と購入者をつなぐプラットフォーム「DO MARCHE」を4月から展開する（提供:JAL）