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2018.04.02

ウイングトラベル

ノルウェージャンクルーズが初寄港

日本市場強化、GWには日本発着チャーター実施

 ノルウェージャンクルーズライン(NCL)のクルーズ船「ノルウェージャン ジュエル」が4月1日横浜港に初寄港した。同日には横浜市港湾局主催の歓迎セレモニーが行われ、初寄港を盛り上げた。NCLはここ数年、アジア市場を強化しており、同エリアでのクルーズ本数を増加させていく考え。日本でも、ノルウェージャン ジュエルを使用し、ゴールデンウィーク(GW)期間に旅行会社のチャーターで初の日本発着クルーズを実施する。今年秋や来年も日本への寄港を計画しており、日本市場の拡大に取り組んでいく考えだ。
 横浜港に停泊していた船内で行われた歓迎セレモニーには、横浜市港湾局の伊東慎介局長ら関係者が入港を歓迎した。セレモニーであいさつした伊東局長は「ノルウェージャンクルーズによる今回の寄港は横浜市民にとっても活力をもたらす非常に喜ばしい出来事だ。今年は4回の寄港が予定されている。是非、日本の伝統文化など、さまざまな魅力に触れてほしい」と語り、同船のスヴェン・ケネス・ハーストロム船長とスティーヴン・ヤコブセンホテルディレクターに記念の盾と歓迎の法被を手渡した。
 ハーストロム船長は「私は以前、別の客船で横浜港に訪問したことがあるが、日本の文化や新しい文化に触れることができ、横浜が大好きになった。乗員も同じような印象を持っているのではないか。今年は春と秋に横浜に来ることができ、非常に楽しみにしている」と述べた。
 今回のクルーズは3月31日に清水に寄港、4月1日の横浜から再び清水、神戸、鹿児島、那覇、石垣を寄港しながら、最終的に上海に到着する15泊クルーズとなっている。その後、GWには阪急交通社によるチャータークルーズで日本発着のクルーズを行うことになっている。
チャータークルーズについては定員を上回る申込があるなど非常に高い実績となったと。
今後は、秋にも横浜発のアジアクルーズが企画されている。また、来年もすでに日本を寄港することが決定したという。

 

※写真=横浜港に初寄港した「ノルウェージャン ジュエル」

 

※写真=歓迎セレモニーに参加する関係者、左から2番目が横浜市港湾局の伊東慎介局長、その右隣がノルウェージャン ジュエルのスヴェン・ケネス・ハーストロム船長

 

※写真=プレゼンテーションを行うノルウェージャンクルーズライン・ホールディングスのフェリックス・チャンアジア地区セールス担当ヴァイスプレジデント