QPS研究所、「ツクヨミ-I」取得画像を公開

　準リアルタイムデータ提供向けて前進

　QPS研究所は1月17日、昨年12月15日に打ち上げたQPS-SAR5号機「ツクヨミ-I」が取得した画像を公開した。
　QPS研究所は昨年6月に打上げた初の商用機であるQPS-SAR6号機「アマテル-Ⅲ」に続き、「ツクヨミ-Ⅰ」を打ち上げることに成功。同衛星は米国のロケットラボ社が開発した「Electron(ミッションネーム：The Moon God Awakens)」によって、高度約575km、軌道傾斜角42度の軌道に投入された。軌道投入から40分後には初交信することに成功し、翌12月16日の朝には収納型アンテナを展開。その後、衛星機器の微調整を続けていた。

※画像＝広島市、天気：晴（雲量7～8割）、1月16日18時11分撮影、港に車が並ぶ（提供：QPS研究所）